こちらの情報は、主に高知のよさこい祭りに関して書かれています。

よさこいの練習に初めて行くけど、どんな服装で行けばいいんだろうか?

足元はどのような靴を履けばいいんだろうか?
今回は、よさこいの練習時における服装や靴について書きたいと思います。(そして、靴下についても書いてます)
練習ではどんな服装がいい?
多くの場合、募集要項などには練習時の服装として「踊れる服装」「動きやすい服装」「運動靴」などと書いています。具体的には、どんな格好でしょうか。
こちらはTwitterから。
※服装はどのチームもだいたいこんな感じです※
練習に適しているのは
- 半袖Tシャツ(洗いやすい素材)
- 動きやすいジャージのボトム
以上。
で終わると「え?それだけ?」って返事が返ってきそうですが、この格好には割と理由があるように思います。
半袖Tシャツの理由
何故なら、半袖Tシャツを着ていることでインストラクターやスタッフは腕の角度がそろっているか、肘が曲がっていないか、肩があがりすぎていないかなど、腕の動きを確認しやすいから。(と言われたことを思い出しました)
衣装を着る前に、Tシャツを着て練習して腕をきちんと揃えることで踊り子に意識付けしやすくなります。
そして、洗いやすい素材は洗濯の時に気を遣わなくて済みます。特によさこいの練習ではたくさん汗をかくので、毎日練習から帰ってきてすぐに洗濯しないと汗染みになったり臭いがついてしまう。
クリーニングに出さないといけないような素材だとこうはいきません。
半袖Tシャツの注意点
そして、気を付けて頂きたいのが「チームによっては他のチームのTシャツを着てくると、大変な怒られが発生する」ということ。
聞いたことのある話ですが・・・
とあるチームの踊り子が、前に踊っていたチームで作ったTシャツを着て練習に参加したところ、スタッフから呼び出しを受けて「練習では必ず、このチームのTシャツを着てほしい」という旨のお叱りを受けた
何着てもしょせん布やんか!生活指導か!
と私は思いましたが、そこのチームに選んで入った以上は「郷に入っては郷に従え」なので仕方ありません。
代表やスタッフがルールですからね。
特に規則がなく、着用するTシャツについて明言がないチームも、周囲からの憶測やトラブルを防ぐために他チームのTシャツを着て練習に参加することは避けたほうが無難だと思います。
また、ネタに走りすぎてめちゃくちゃスベることもあるので諸刃の剣。
最終的には着たい服を着ればいいんですが、動きやすいこともさることながら周りを不愉快にさせない心遣いは大事です。
個人的にはUT(ユニクロの企業コラボTシャツ)をよく着ることが多かったです。話のネタにもなります。
ボトム
ハーフタイプのジャージも涼しくていいのですが、蚊に刺される恐れが高いように思います。
どちらかというと長いパンツタイプのジャージの方が蚊に刺されにくいように思います。
特に公園で練習する場合や屋外の練習などは、足のふくらはぎなどを刺されると、掻きたくでも掻けないという苦しいことになってしまいます。体質によっては蚊に刺されると腫れてなかなか戻らない人もいます。
このためロングタイプのジャージがおすすめです。
リピーターの踊り子さんが、過去衣装のボトムだけ履いているのも見かけたことがあります。
よさこいの練習では、どんな靴を履けばいい?
久しぶりによさこいを踊ろうとしている方へ
特に2019年のよさこい祭りを最後にしばらく踊ってない方は、以前履いていた靴や足袋、草履をまた履いて練習したり祭り本番に使おうと思っているかもしれません。でもそれは危険です。
以前履いたものを靴箱に入れたままだと、ソールが剥がれたりボロボロと崩れてくる可能性が非常に高い!
これはソール自体が劣化していたり、長期間履かなかったことで加水分解を起こしているためです。
特にソールが劣化していると、いくら接着剤を使っても以前のようにくっつけることは不可能です。
たまに底が剥がれて大惨事を起こしている人を見かけますが、練習中や本番中に靴底が剥がれてきたら悲惨。
今年の分については新しい靴や足袋、草履を購入することをおすすめします。
購入方法
サイズだけで選んでもフィットするかわからない、履き心地が確認できない通販の靴は不安です。
返品や交換が自由な通販の靴もありますが、サイズが合わなかった場合、返品して届くまでに時間がかかります。
靴屋さんでは、店員の方に「よさこいの練習(や、チームによっては本番で履く)用の靴を買いたい」というと相談に乗ってもらえます。(県外の踊り子さんだとなかなか通じにくいかもしれないので「ダンスで使う靴を買いたい」というと話がスムーズかもしれません)
目安としては、
- 一般社団法人 日本フットウェア技術協会が資格認定をしているスポーツシューフィッターが在籍している店を選ぶ
(残念ながら高知にはスポーツシューフィッターの方がいる店がないようです。香川県ならあります) - 一般社団法人足と靴と健康協議会が認定するシューフィッターが在籍している店を選ぶ
(こちらは幸いなことに高知にも資格認定を受けた方のいる店があります)
以上、2つの資格のどちらかをお持ちの店員の方と相談しながら選ぶと、より自分に適した靴を選びやすいと思います。
その上で、次は選ぶ靴について気を付けるポイントについて書きたいと思います。
種類
- ハイカットシューズ:足首がしっかりと固定されますが、動きにくくなるという難点があります。
また、脱ぎ履きに時間が掛かるので、靴を脱いで入らないといけないタイプのトイレに行きたいときはちょっと困ります。 - ローカットシューズ:通気性に優れ、脱ぎ履きしやすいですが足首はしっかり固定されません。
捻挫やけがなどが心配だけど、ローカットシューズを履きたい人は足首用サポーターの着用をしましょう。
靴の軽さと重さ
靴が軽いと動きやすいですが、安定した足元でしっかりステップを踏んで踊りたいという方は、重めの靴を選ぶといいでしょう。
クッション性
暑い底の靴は足(特に膝)や腰に負担が掛かりにくいです。
ヒールマークがつかないかどうか
靴底が激しい動きで擦れることによって、床に黒いすり跡がついてしまいます。
特によさこいは踊りによっては足元が激しく動くこともあり、体育館やスタジオの床にヒールマークがたくさんついてしまいます。
モップ掛けをしてもすぐには落とせず、専用クリーナーやメラミンスポンジを使わないと落とせないような汚れのため、場所によってはヒールマークのつくシューズを禁止しています。
室内で履くシューズについては、ヒールマークのつかない仕様であるかを確認してから購入しましょう。
聞いたこともないようなメーカーの、安い靴はヒールマークがつくのでおすすめできません。
有名メーカーの靴を選んでください。
踊り用の足袋や草履について
普段から練習の時に「足を慣らす」ためにずっと足袋を履く方も多いです。
しかし、日々の練習で履き続けると本番直前に破れたり、足袋の鼻緒が切れることがあります。
その場合、再度履きならす必要がでてきますが、本番直前だと慣れる暇もなく、逆に本番合わないものを履く可能性が高くなってしまうという恐れが。
もし履きならしたいのであれば、8月入ってからがおすすめかもしれません。
破れたり壊れるのが怖い場合は、2足買って交互に履いて片方を休ませる、という手もあります。
いわゆるエアー足袋と呼ばれるタイプは特に履きならす必要はあまりないかもしれませんが、本番初日にいきなりおろして足が合わなかった・・・という不幸なことにならない為にも、事前に一度は履いて踊ることをおすすめします。
実は靴下も大事
靴を履く(あるいは足袋を履く)と必ず靴下を履くと思うのですが、きちんと選ぶことで足の指の爪にダメージを減らすことができます。
普通の靴下で練習用シューズだと、足先に負担が掛かりやすくなるせいか、靴下の穴がめちゃくちゃ空くんですよね。
そして、私はずっと祭り本番が終わると足の親指の爪がプルーンの色みたいに真っ黒になっていましたが、靴下屋のランニングソックスに切り替えてからは一切起こらなくなりました。高いんですが、やはりそれだけの価値はありました。(個人の感想ですが、ほんとうにおすすめです)
滑り止めの有無や足袋ソックスがいいのか、五本指がいいのか、など好みの靴下などがあると思うので、練習が始まる前に一度お店で靴下をいろいろ見ることをおすすめします。
まとめ
ここまで、練習時の服装や靴(や靴下)などについて解説しました。
練習の時に動きやすいことは何より大事です。
また、服は踊り子同士で話のきっかけにもつながりますし、靴の選び方ひとつでコンディションも大きく変わってきます。服や靴を選ぶ際の参考になれば幸いです。

