こちらの情報は、高知のよさこい祭りに関して書かれています。高知県外のよさこいイベントやYOSAKOIソーランについては事情が異なりますことをご了承ください。
高知のよさこい祭りでは、8月の酷暑の中、競演場、演舞場で比較的長い距離、そして長い時間踊らなくてはなりません。
競演場・演舞場の最初から最後まで踊り通すためにはどのような対策を取るべきかについてまとめてみました。
練習
衣装(できれば、靴や足袋、草履)を着て踊れることに慣れる
最近のよさこい衣装はきれいでかわいい、あるいはかっこいい、今風でいうところの「映える」チームが多いです。
しかし、化繊の衣装はプリントの発色が鮮やかな反面、通気性がよくありません。
オールシーズン同じ衣装を真夏も着用するって、サウナスーツを着て踊ってるのと同じだと体感してます。
きれいだし、着ててテンションあがりますが、とにかく暑い!
ぶっつけ本番で当日いきなり着用するのではなく、できれば、本番前に一度でもいいから実際に練習で着る衣装、履く予定の靴や足袋、草履で踊ることをおすすめします。
着慣れない衣装や靴は、ストレスにもなります。その上長い距離を踊ることで体力を消耗してしまいますし・・・。
前もって衣装を着けて(また、足袋や草履を履いて)練習すると
- 着崩れへの対処方法
- 裾上げはこれで大丈夫か
- 足元はどこが痛くなるのか、靴擦れするのか
- かぶりもので汗の対策をどうすればいいか
など、自分なりの課題が見えてくると思います。
その問題を解決することが「自分にとっての備え」です。
但し、足袋や草履などは練習の時、本番までに履きならしたい!と考えても、履きつぶしてしまっては意味がないので程々にしましょう。足がなじむ程度で構わないと思います。(スニーカーよりも足腰への負担も大きいですし)
とにかく、長い時間続けて踊れるようにする
普段、アーケードや商店街を普通に歩くよりも負担が大きいため、踊りながら移動することに慣れていないと体力が持ちません。加えて8月の酷暑です。
県外から参加しているチームは、1曲を1回とカウントして「〇回パレードした」と話している場合があります。
例えば1曲4分半であれば、それをできるだけ、そして連続して切れ目なく進みながら長い時間踊れるようになることを目標としましょう。
県外チーム、特にステージメインで踊る機会がほとんどだった方が高知のチームに参加して踊る場合、鳴子を鳴らすと同時に進みながら踊る振付に慣れる必要があります。このため、練習での踊りこみは必須です。
高知のチームは練習も佳境に入る頃、20分、30分と踊り続けるメニューが加わります。
理由としては競演場によって踊る距離が長いこともありますが、前方のチームの進度や、(愛宕競演場や万々競演場の)バスの通行状況で、実際に体感している距離が更に長くなる場合が往々にしてあるからだと考えられます。
恐らく慣習として長時間踊りこむ練習が行われているのでしょう。
実際に前のチームの進行速度が異様に遅かった年、しんどいながらも帯屋町の最初から最後まで踊り通せたのは、練習の時からしっかり踊りこみを続けてきたことが功を奏したからだと思っています。
踊りこみをする、つまり「練習をする」ことが長い距離、長い時間踊るための対策と言っても過言ではないでしょう。
祭り本番
朝ごはんはしっかり食べる
朝食抜きだと熱中症リスクが高くなります。
食欲がない人は、お茶漬けでも構わないので何かきちんとおなかに入れましょう。

お酒を呑みすぎない
これができればいうことないんですが・・・という踊り子さんも多数いらっしゃると思います。
私もそうでした。
でも、前夜祭の日に遅くまで吞みすぎて二日酔いになったりリタイアしたり、途中で記憶がなくなったりと痛い目に遭ってからは、本番中に呑むお酒の量を減らしています。また、本番前日にもお酒を控えています。
おかげで体調を大きく崩すということはなくなりました。
また、アルコールは水分補給の代わりになりません。過度の飲酒は脱水症や熱中症を引き起こす要因です。

最近はノンアル系飲料も充実しており、アルコール飲料とさほど変わらない風味の商品も登場しています(あくまで個人の感想です)
私自身も日頃からビールやチューハイの代わりに晩酌で呑む機会が増えました。
どうしても呑みたい時は
- 給水の代わりにしない
- 飲む量をセーブする
- 飲んだお酒の量と同じくらいの量の水分を後から補給する(チェイサーとか和らぎ水代わり)
- 空腹では呑まない
- おつまみを食べながらゆっくり飲む
を心掛けるとよいでしょう。
おつまみは現地で入手しにくいため、私の場合、かさばりにくく、乾燥したおつまみや小分け包装されたおつまみ(干したらや、なとりのおつまみなど)を小さいジップロックに入れて持ち歩いています。
そういえば、よさこいチームの中には「演舞の合間の飲酒は禁止」という規則を設けていることもあると聞いたことがあります。理由の一つとして、踊り子たちが熱中症になるリスクを減らしたいのかもしれません。
練習や本番でしんどい場合は?
本当にしんどい時はスタッフに申し出て最初からリタイアする勇気も必要です。
無理して踊って更に体調を崩すと自分もつらい。我慢は禁物です。
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更に、2023年の第70回は、コロナ禍のためにブランクのあるチームや踊り子も多数参加すると考えられます。
来年以降も笑顔で参加できるために、踊り子は決して無理はしないでほしい、と思います。
まとめ
長い時間踊り続けるために日頃からやれること、祭り本番中に気を付けることについて書いてきました。
本当に日頃の身体作りと練習は大事。
よさこい祭りに参加される方が、最後まで体調を崩さずに踊れることを祈っています。


