よさこいと生理の付き合い方

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男性の方へ

興味本位でこのページを覗きに来た方が割といらっしゃるかもしれません。

自分の性的な欲求で生理のことを捉えている人もまだまだ多く存在しているのが現実。

生理中の女性は、個人差があるといえども大変です。

このページを読むことで

「もしも身近な女性の身に、よさこいの練習中や本番中、生理が来てしまったら?」

という想像力を持って頂けるようになれば、またいたわりの心を持って頂ければ幸いです。(つらい人は本当につらいので・・・)

男性の方はこちらのリンク先↓も目を通されることを強くお勧めします。

お悩み

よさこいの時に生理が来たらどうしよう・・・。

よさこいの練習から本番までの間、生理の対策をどうしようか悩んでいる女性も多いかもしれません。

以下に憂鬱な理由や注意すべき点をまとめました。

もくじ

よさこいの練習中や祭り本番中の生理が憂鬱な理由

生理痛(頭痛、腰痛、腹痛など)がひどい

特に寝込んだりしてしまうほどの生理痛を持っていると、せっかくのよさこい祭りなのに思うように動けないことがあります。

出血してるので、貧血で倒れるんじゃないかという不安も消えません。人によっては生理前のPMSがひどいこともあります。

テンションが下がる

理由として

  • 痛い
  • 貧血でふらふら
  • 血がどろっと出てくる感覚がいつも以上に気持ち悪い
  • 血が漏れて衣装についてないかどうか
  • 踊りが激しいとナプキンがずれないか

とにかく気になってとにかく踊りに集中できません。

熱中症になったことに気づきにくい

月経で血液が失われているということは、水分も身体から失われているということです。また、このようなリスクもあります。

トイレが大変

よさこいの練習場所は、場合によってはトイレが公衆トイレしかなくナプキンの交換をするには衛生的ではないことも多々あります。また、防犯も気になります。

そして、朝から夜まで12時間以上拘束されるよさこい祭り、自由行動が少ない場合はなかなかトイレに行けないこともしばしば。祭り本番ではどこの競演場や演舞場に行ってもトイレは少なく、混んでいて待たされることも多いです。

いざトイレに入っても結構汚かったり、衣装の着付けで脱ぎ着がすごく大変です。(帯を外して下のズボンやショーツを脱ぐのには時間がかかります。それに加えてナプキンの交換をするとめちゃくちゃ時間がかかる!!!!!)

うっかり血のついた手で衣装触ったらどうしよう!という恐れもあります。

服や衣装に血がついてしまうかもしれない

女性なら誰でも一度は「出血がショーツを越えて、下のボトムに滲んでしまった。椅子を汚した」という経験をしていると思います。練習用の服やよさこいの衣装でも、同じようなことが起こる可能性があります。

休憩中、自分が座った場所とか、本番中に自分が座った椅子やベンチに血がついていたり、血が付いたままの衣装で踊るのってめちゃくちゃ嫌だと思いませんか?私は絶対に嫌です。

ナプキンやタンポンの持ち歩きが大変

衣装には元々ポケットがついてなかったり、ついていても小さめだったりします。

そして「多い日でも安心」の経血をたくさん吸うタイプのナプキンはだいたい大きくて分厚く、かさばります。

タンポンだけで乗り切ろうとしても、入れるのが大変だったり、入れる際に手に血がついたりで結構面倒。

タンポンは朝入れても出血量の関係出さなくてはならなかったりしますし、8時間以上入れておくのはトキシックショック症候群にかかってしまう恐れが高いです。

ちなみに・・・

ちなみに、バス移動のチームを選ぶ理由として「荷物を置いておける」というものもありましたが、生理用のナプキンやタンポンもかさばりやすいのでバス移動の時はとても助かりました。

では、生理に対してどのように対応すればいいでしょうか?

対応策

まずは、自分の月経周期を把握する

生理周期がよくわかっていないと、いつ生理が来るか予想できません。また、ピルを処方してもらう場合も月経周期の把握は大前提になります。

周期がわかっていないまま薬を飲むときちんと生理日の移動ができません。

手帳に生理の開始日と終了日を記入したり、アプリを使って記録することで病院で相談する時に「いつから薬を飲むべきか」についてきちんと教えてもらうことができます。アプリは
排卵日や数ヶ月後の生理開始日が予測されるので日頃から使うことをおすすめします。

おすすめアプリ

ルナルナアプリ

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痛みがひどい人は病院で相談する

痛み止めの鎮痛剤を飲むと、祭り本番中はアルコールも飲めなくなります。

鎮痛剤は血圧低下作用もあるため、脳への血流が低下して熱中症のリスクも上がります。

あまりに日常生活に支障をきたすほどの生理痛がある場合は、鎮痛剤に頼りすぎないよう、病院での診察を強くおすすめします。

痛みは一時的に取れても、根本的な症状の解決はできません。

場合によっては手術をしなくてはならないかもしれませんが、まずは病院へ行きましょう。ピルなどの処方をしてもらう場合に相談するといいです。

薬でずらす・生理自体を止める

生理周期を変更する場合は8月の祭り本番直前に行ってもずらせないため、6月か、遅くても7月頭に病院の医師と相談しましょう(もしくはオンライン診療で受診しましょう)

病院での治療を伴うかにもよって処方される薬や保険の適用の有無が変わってきます。以下は薬などについての詳細です。

ピル

6月や7月頃、まず産婦人科に行って相談して、ピルを処方してもらうことで生理周期を規則正しいものに変えたり、生理そのものを止めることでよさこい祭り当日と生理がバッティングすることを避けることが可能です。

月経期間の移動のみを目的とする場合は、保険適用外になります。

LEP

医師の判断で月経困難症や子宮内膜症の治療を行う場合に処方されます。

治療が必要な場合に処方されるため、保険適用となります。

ミニピル

ミニピルとは、黄体ホルモンのみを含んだピルです(通常のピルは女性ホルモンであるエストロゲンを含みます)このため、以下の「ピルが飲めない人」についても服用できる可能性があります。(但し喫煙習慣の改善や血圧の管理は血栓症リスクを減らすために推奨されます)

また、休薬期間がなく365日飲み続けなくてはなりませんが、飲んでいる間は生理が止まります。(服用を始めた頃は不正出血が数か月ほど見られる場合があります)

治療を必要としない場合、保険適用外となります。

ピルが飲めない人

  • 心疾患や乳がん、子宮がんの疑いもしくは患者である人
  • 妊娠中もしくはその可能性が高い人
  • 血栓症のある人
  • 高血圧の人
  • タバコをよく吸う人
  • 肥満傾向の人

そして40歳以上の女性は血管年齢の上昇で血栓などのリスクが高いため、処方されないこともあります。

ピルを飲む際、気を付けること

服用時間を一定にする

定期的に服用することで体内に均一なホルモン濃度を保てることや、飲む忘れを防止するためです(病院で処方された時も同じような指導を受けると思います)

副作用が起こる場合もある

個人差はありますが、飲み始めた頃は、つわりに似た症状や出血が見られる場合があります。合わないと思ったら医師に相談してください。(自分の場合は別のピルが処方されました)

食品の食べ合わせや薬やサプリメントとの飲み合わせに気を付ける

食品の中には、食べ合わせによってピルの効果がきちんと発揮されない場合があります。

ピルの効果を弱めたり、逆に効果を強くするため同時期の服用を禁止されている薬があります。

サプリメントでも同様に注意が必要なものが多数存在します。

ピルの処方を受ける場合は、自分が飲んでいる薬やサプリメントも伝えて、ピルと同時期に服用してもいいか確認しましょう。また、食べ合わせについても、注意が必要です。医師と相談をお願いします。

ピルについてはこちらが詳しいです。

ピルの処方は産婦人科か、オンライン診療どちらがいい?

それぞれにメリットとデメリットがあります。自分にはどちらが合っているか慎重に検討しましょう。

初めてピルを処方してもらう場合は直接診察してもらうことをおすすめします。

生理痛がひどい場合や不正出血などの自覚症状がある場合は、必ず産婦人科やレディースクリニックでの対面での診察を受けるようにしてください。

街の産婦人科での処方

メリット
  • 医師が直接診察することができ、健康状態を把握できる。
  • 内診があるので、子宮や卵巣のトラブルを発見してもらえる。
  • 患者が直接医師に質問したり、不安を打ち明けることができる。
デメリット
  • 病院が自宅の近くにない場合がある。
  • 内診に抵抗がある人には心理的な負担が大きい。
  • 診療時間が限られており、仕事や家庭の都合がつきにくい。
  • 待ち時間がある。
病院はここでも探せます

オンライン診療での処方

メリット
  • 自宅から医師の診察を受けられる。
  • 24時間いつでも診察を受けることができる。
  • 内診がない。
  • ピルを自宅に郵送してもらえるため、薬局に出向かなくて済む。
デメリット
  • 医師の診察はパソコンやスマホ越しとなり、患者と直接対面できない。また内診もできないため、健康状態を詳細に把握することができない場合がある。
  • 月経困難症や子宮筋腫など、何らかの疾病がある場合、症状そのものを改善するための治療は難しい。
  • 血液検査はできない。
  • 自費診療が基本である。
  • ピルの価格がオンライン診療のサイトによって幅がある。
  • 緊急性が高い場合、また症状が重い場合には、診察が遅れる可能性がある。

オンライン診療はこちら↓がおすすめです。

IUS(黄体ホルモンを持続的に放出する器具)

以前は主に避妊器具として使われていました。挿入時に痛みがあるため、以前は出産経験のある人が入れることが多かったのですが、最近は生理痛(月経困難症)や過多月経で悩んでいる方に保険適用されるようになりました。

また、ピルが飲めない人に勧められるようです。医師の手によって挿入し、婦人科で定期検診を受けながら最長5年間生理を止めることができます。

挿入時に痛みを伴います。また、脱落することもあります。

IUSについてはこちらも参考になると思います。

貧血を改善する

検診で「鉄欠乏性貧血」を指摘されている人は、病院でのご相談をお願いします。

貧血の症状として「めまい・立ちくらみ」がありますが、熱中症の症状によく似ています。このため、普段から貧血のある方はなかなか熱中症に気付きにくく症状が悪化する恐れがあります。

よさこい祭当日、生理が来るかもしれない場合

タンポンを使ったことの無い人は練習しておく

前もって、よさこい前の際にトイレやお風呂場で練習しておくと、当日慌てなくて済みます。

コツをつかむまでは大変ですが、慣れればすんなり入ります。

こちらも参考になるかも

念のため、予備としてナプキンやタンポンを用意しておく

スタッフも持ってる場合はありますが、自分が使っているものと異なったり、出血量が多かったり、モレやズレの可能性も高くなります。

チームに男性のスタッフが多いと何となく「生理になりました」って言い辛い・・・。女性スタッフがいてもその人が生理の時、そんなに困った症状がなかったり、出血量も少ない人だったら自分の辛さをわかってもらいにくいこともあるし・・・。

前もってナプキンの大小とタンポン1本はスタンバイさせておくと安心です。

尚、よさこい当日に初めて使う商品は、ヨレやズレ、ナプキンそのものの吸収力に不安が残ります。

使い慣れた商品を使うようにしましょう。

よさこい祭りの時に生理が来てしまった場合

本当にしんどい時は、全部の競演場や演舞場で無理して踊らないようにしましょう。時々は休みながら踊ることも大事です。

私はピルを飲んでいたのにも関わらず、よさこい祭り本番、8/10の朝に生理が来たことがあります。

その時は(半泣きになりながら絶望しつつ)以下のように対応しました。

お酒を飲まない

熱中症の初期症状と、生理の時の症状がよく似ていること。

そしてアルコールが脱水を促進して、熱中症のリスクがあがるため、祭り本番中は体調管理のため一滴もお酒を飲みませんでした。(給水車担当者のスタッフにはめちゃくちゃ勧められましたが、泣く泣くお断り)

この年のよさこい祭りでお酒を飲んだのは打ち上げの席が初めてでした。お酒好きなので、これが一番つらかったです。

タンポンやナプキンを持ち歩く

自分の場合は、帯にダイソーで購入していたビニールポーチを安全ピンで取り付けておなかに巻いていました。スタッフに持ってもらうわけにはいけなかったからです。

以前から出血量が多かった為、タンポンも一番多い日用のものを1時間に1回交換できるだけの量を持ち運びました。

競演場に着いたら、まずトイレにダッシュしてタンポンを交換していました。どの場所でもトイレは混雑しており、トイレに行くたびに集合時間に間に合うか不安でした。そして普段より運動量が多いことや、気温が高く血液の循環がよくなっていたため、出血も多く大変でした。

かぶれが気になり布ナプキンを日頃使う方もいますが、踊る動きにはフィットしにくいことや、血液の循環がよくなり経血量が増えるよさこいには不向きだと考えられます。交換が必要な場合、経血の染みこんだナプキンを持ち歩かなくてはなりません。臭いも気になりますし、洗濯も必要です。練習中ならまだ何とかなるかもしれませんが、祭り本番中に布ナプキンは正直おすすめできません。

タンポンとナプキンを併用する

出血量が多い場合はナプキンだけ、タンポンだけだと不安ですよね。

タンポンを使い、念のため、薄手のナプキンを併用しましょう。

おすすめは「ソフィースポーツナプキン」です。

月経カップという商品もあります。が、経血量は個人差が大きく、量によってはナプキンとの併用が望ましいことに加え、煮沸消毒が必要で衛生管理に細心の注意が必要です。そのため、トイレ事情が著しく悪いことが多いよさこい祭りの本番時に使用するのは不向きだと思われます。したがって、このサイトでは月経カップをよさこい祭りで使用することをおすすめしていません。もし使いたいのであれば、事前によく使い方を練習することや衛生管理の徹底をお願いします。

スポーツ向け生理用サニタリーショーツを使う

スポーツ向けのサニタリーショーツは、ナプキンがきちんと止まり、しっかりホールドされます。
日常生活でも使えるので何枚か持っておいて損はないと思います。
よさこいの練習期間中に生理が来ても乗り切りやすくなりますし、本番当日に来ても慌てなくて済むかも知れません。

近年は、水分を吸収する機能を備え付けた生理用の吸水サニタリーショーツをよく見かけるようになりました。

ナプキンなしでも経血を吸収すると謳っていることが多いですが、吸収素材がクロッチ部分のみのため、ショーツのみで経血を受け止めきれるかどうかは疑問です。使用する場合はナプキンやタンポンとの併用をおすすめします。

よさこい祭り本番、ショーツ型ナプキンはおすすめできない

ショーツ型ナプキンとはこういう商品ですね。おむつっぽいという人もいます。

正しい位置にナプキンがついていない場合や、フィットしないショーツを使っていると経血モレが起こる恐れがありますが、ショーツとナプキンが一体化しているショーツ型ナプキンはズレたりよれたりすることがありません。また、経血がどんどん出ても通常のナプキンのように横から漏れ出す心配も少ないです。

しかし、子宮筋腫などで過多月経の方、出血量の多い生理の2日目と本番が重なった場合。
ショーツ型ナプキンが全ての出血を受け止めきれるかは予想できません。

また、突然の雨に降られた場合にショーツ型ナプキンも含めて全身濡れると大変なことに!

正直、高分子ポリマーにも限界があります。

まとめ

憂鬱な生理期間とよさこい祭りが重ならないよう対策をすること。

運悪く、万が一にも重なってしまった場合は対策をして乗り切っていきましょう。

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もくじ