親子で高知のよさこい祭りに参加したい

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こちらの情報は、主に高知のよさこい祭りに関して書かれています。

高知のよさこい祭りに親子で踊り子として参加したいけど、どのようなことに気をつければいいんだろう・・・。

こちらは、高知のよさこい祭りに親子での参加を検討している方へ向けた記事になります。

この記事でわかること
  • 参加年齢の目安
  • 出産後の女性がよさこいを踊る場合のメリットとデメリット
  • 親子参加で気を付ける点

あらかじめ知っておくことで、あなたも親子参加に向けて一歩踏み出せるようになるかもしれません。

この記事について、親子参加の「子」は主に乳幼児~小学生ということでお話を進めていきます。

もくじ

よさこい祭りに参加年齢の下限はあるか?

よさこい祭り全体では、年齢の下限に対して特に参加制限を設けていません。

しかしながら、多くのチームは年齢の下限設定をしている場合が多くみられます。

理由はいくつか考えられますが、

  • 身体の発育状況や性格、行動に個人差があること。
  • 乳幼児については、熱中症にかかるリスクが大人より高いこと
  • 飽きずに練習や本番に取り組めるかどうか

によって年齢の制限をしているという理由が考えられます。

また、年齢制限をしていないチームについても子供だけの参加は認めず、保護者の付き添いを条件として認めているチームが殆どです。そのようなチームは親子参加になる場合が多くなります。

では、発達段階別に「よさこいに参加する場合のメリットとデメリット」について書いていきます。

発達段階別・よさこいに参加する場合のメリットとデメリット

乳児(0か月~1歳未満)・未満児(1歳~2歳)が保護者とよさこいに参加する場合のメリットとデメリット

メリット

残念ながら、メリットがあるとは言えません。以下のデメリットに理由が集約されています。

デメリット

  • 騒音:地方車のスピーカーから流れる音がストレスになる可能性があります。
  • 人混みが危険:混雑した場所ではベビーカーが転倒する恐れがあり、抱っこしている親や保護者にも負担が掛かります。
  • 身体的負担が大きい:暑さで体調を崩すリスクがあります。ベビーカーに載せている場合、また歩いている場合も身長が低く路面に近いため地面からの熱が伝わりやすく、熱中症になるリスクが高くなります。また、汗腺が未発達であることも熱中症リスクの1つです。特に乳児はしんどくても意思を伝えにくいため、保護者が体調不良にすぐ気づかない恐れもあります。

以上の点から、乳児(0か月~1歳未満)・未満児(1歳~2歳)を連れてのよさこい祭り参加はあまりおすすめできません。もしも参加する場合は、全ての競演場や演舞場を踊るより、まずお子様の健康状態を最優先にしてください。

Yahoo!知恵袋に2016年(平成28年)の第63回よさこい祭りに東京から(!)授乳期に生後5か月の乳児連れで踊り子として参加しようとしていた人の相談がありましたが、踊り子だった授乳期の母親への身体の負担もさることながら、この方のお子さんの体調は大丈夫だったのか気がかりです。

この知恵袋同様、出産後1年以内によさこいを踊ることを検討している方もいらっしゃるかもしれません。

出産後の女性がよさこいを踊る

では、出産後の女性がよさこいを踊るメリットとデメリットについてはどうでしょうか?

メリット

  • チームの踊り子と交流することで、ストレスを発散することができる

育児は時に孤独を感じます。また、ストレスも結婚、出産前とは比べ物にならないくらい増えます。そんな時、同じチームの踊り子と話すことで日頃のストレスも発散することができ、踊りの練習をすることでいい運動にもなるかもしれません。

デメリット

  • 練習や祭り本番、イベント参加をする場合はまず家族の理解が大前提である

場合によっては子供を家族に見てもらう必要がでてきます。そして、(高知でも)よさこいに理解のある家族ばかりではありません。ここをクリアできず、踊り子を続けられない、よさこいを踊ることを諦めざるを得なかった女性が本当に多いです。

  • 育児の時間を取るために練習や祭り本番、イベントに参加できない場合がある

男女ともに育児をする風潮となってきてはいますが、まだまだ「育児は女性の仕事」と考える人は多いです。このため、育児を最優先せざるを得ない女性も多く存在します。

  • 妊娠中や出産後の身体の状態によっては踊れない場合がある

産褥期が終わっても体調が戻らない女性もたくさん存在します。夜泣きで睡眠不足になることも多いです。とてもよさこいどころではない体調の場合は、よさこいをお休みせざるを得ません。熱中症や育児の疲れにより、体調を崩す可能性もあります。

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  • 授乳期は衣装を脱いで授乳が必要となる場合がある

よさこいの衣装はだいたいきっちり着込んだり重ね着をするものが多いです。授乳する場合は着こんでいる衣装を脱がなくてはなりません。(そして着るのにも時間が掛かります)

また練習場所や本番の競演場・演舞場でも踊り子が安心して授乳ができる場所は少ないです。そして、授乳期は母乳が出やすくなっているため、時間を決めて搾乳しなくてはなりませんし、母乳がにじんでくることから下着も気を付ける必要があります。

出産後の女性に起こる身体の変化

出産は体力的な負担が大きく、出産後は疲れやすくなっているため体力が回復するまでは十分な休養が必要です。

特に産褥期の場合、激しい運動は避けるべきです。また、妊娠・出産前と同じように動けるようになるのは出産後3か月~1年ほどかかると言われています。

もし踊ることを検討しているのであれば、医師と必ず相談してください。

踊り子への復帰は、身体が完全に回復した後でお願いします。

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託児所(認可外保育施設)への託児を検討している方へ

また保護者の方が、託児所に乳児のお子さんを預けて踊り子としての参加を検討している方もいるかもしれません。しかし、託児所(いわゆる認可外保育施設)での乳児の死亡率は認可保育所より高くなっています。

また、高知市でも2017年(平成29年)に認可外保育施設で死亡事故が発生しています。全ての認可外保育施設が不適切な保育を行っているわけではありませんが、リスクを踏まえた上での利用をおすすめします。

やむを得ず託児所を利用する場合は、厚生労働省が「よい保育施設の選び方 十か条」を策定しているので、参考にしながら預ける施設を選びましょう。可能であれば、短時間でも構わないので事前の慣らし保育をおすすめします。

よい保育施設の選び方 十か条

https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/hoiku/tp1212-1_18.html

幼児(3歳~5歳)がよさこい祭りに踊り子として参加する場合のメリットとデメリット

メリット

  • 祭りの雰囲気を楽しめる:競演場や演舞場で、よさこい祭りの華やかでにぎやかな雰囲気をや楽しさを実感できます。
  • 文化的な理解が深まる:各チームの曲で高知ならではのフレーズを取り入れたよさこい節を耳にし、踊りで鳴子を使っていることを体感することで、よさこい祭りが高知の祭りであると実感できるかもしれません。
  • 友情が育まれる:同世代の子どもたちと一緒に踊る機会を持つことで、交友関係を広げたり深められるかもしれません。

以下は、高知市の認定こども園がよさこい祭りに参加した時の様子です。楽しい思い出が作れたようですね。

デメリット

  • 疲れやすい:幼児期も、心身共に発達途中であることや、大人より体力がないことから疲れやすくなっています。また、気温や湿度が高い中で長時間過ごしたことで、体調を崩す恐れがあります。
  • 熱中症のリスクが高い:幼児も汗腺が未発達で体温調整機能が整っていません。人混みで人口密度が高くなると熱が地面の方にこもりやすくなります。幼児は身長も低いので、アスファルトからの熱を受けやすいです。このため、大人よりも熱中症になりやすいと言えます。
  • 保護者とはぐれるリスク:混雑した会場で幼児が迷子になることがあります。
  • 騒音の影響:地方車のスピーカーから流れる音が乳児同様、幼児にも負担になる恐れがあります。

年少~年長までは発達に個人差があります。お子様の意欲や体力などを考慮して参加を検討しましょう。

小学生がよさこい祭りに踊り子として参加する場合のメリットとデメリット

メリット

  • 文化を学ぶことができる:各チームの曲で高知ならではのフレーズを取り入れたよさこい節を耳にし、踊りで鳴子を使っていることを体感することで、よさこい祭りが高知の祭りであると実感できるかもしれません。
  • 体力や集中力が向上する:練習で踊りを続けることで、体力をつけられます。また、振付の習得に取り組むことで集中力が向上します。
  • チームワークを学べる:振付を覚えたり、流しで横を揃えて踊ることや、フォーメーションに取り組むことでチームワークを学ぶことができます。
  • 自信をつけることができる:練習で振付を習得し「やればできる」という自己肯定感を持てるかもしれません。
  • 友達ができる:小学生や中学生の多いチームであれば、さまざま年齢の児童や生徒がチームに在籍しています。このため、他校区の児童や生徒と仲良くなれる機会が増えます。

デメリット

  • 練習に時間がかかる:振付を覚えるため、練習に多くの時間を要します。習いごとや学習塾との調整も必要になってきます。
  • 体力的に負荷がかかる:練習のみならず本番でも体力を消耗するため、疲れやすくなります。
  • 祭り当日に緊張を感じることがある:大勢の人の前で踊る競演場や演舞場で緊張を感じることがあるかもしれません。
  • 騒音の影響:地方車のスピーカーから流れる音が乳児や幼児同様、小学生にも負担になる可能性があります。
  • 保護者が衣装のお直しをする必要がある:子供用の衣装が配布されてもサイズが大きい場合は必ず手直しが必要です。裾上げだけではなく、袖を上げる場合は保護者の裁縫スキルが要求されます。また、保護者は衣装のお直しに時間を取られることが多いです。

よさこい祭りに参加する年齢はいくつくらいからがおすすめ?

発段階別によさこい祭りに参加するメリットとデメリットについて説明してきましたが、乳児期(0か月~1歳未満)・未満児(1歳~2歳)は避け、幼児期(3歳~)からの参加をおすすめします。

そして、お子さんがよさこい祭りに出たいという気持ちがあることが前提での参加が基本になります。

やりたくない子供と一緒に出てもお子さんは苦痛なだけで、逆によさこい嫌いになりかねません。それはとても悲しいことです。

子連れでよさこい祭りに出る場合、気を付けること

できれば耳栓やイヤーマフをつけて参加する

よさこい祭りのスピーカーは、ライブハウスやアリーナで使われているものと同じもの。

したがって大爆音です。スピーカーと踊り子が近いため、終わった後に耳鳴りや耳の痛みがしばらく続いたことも少なくありません。

そして、子供の場合はまだ身体の各器官の発達が未熟なため、騒音性難聴や音響性外傷など耳の病気になる確率も大人より高くなります。

お子さんの大事な耳や聴覚を守るため、耳栓やイヤーマフをつけての参加をおすすめします。

中には「音がうるさい!」と耳を塞いでしまう、聴覚敏感のお子さんもいらっしゃいます。そういう時は決して無理をさせないようにお願いします。

熱中症対策をする

乳幼児はまだ汗腺が未発達なことから、熱中症になる確率が高いと言われています。

ましてや真夏の高知は降り注ぐ太陽と、アスファルトからの照り返しが非常に強いため、普通に過ごすよりも踊ったり移動している場合、非常に熱く感じます。

特に小さなお子さんは背丈が小さいため、アスファルトにより近くなることから大人よりも暑さを感じやすくなります。

付き添う保護者の方は、こまめに水分補給をしたり休憩をしながら、お子さんの様子に気を配ってあげてください。

子供チームや、子連れ参加を前提としているチームに参加する

募集している踊り子が「幼児から小学生・中学生」または「親子連れ」をメインとしているチームも中にはあります。そのようなチームは子供に負担が掛からないような仕組みを作っていたり、スケジュールを組んで競演場や演舞場を回るようになっています。

大人が多くいるチームで「親子枠」として設けているチームは大人が中心のスケジュールが設定されていることが多く、子供がついていくのもなかなか大変なように思います。体力が比較的あり、やる気があるお子様の参加をおすすめします。

しんどそうだったら無理をさせない

大人でも体力を消耗するよさこい祭り。子供ならばなおのこと大変です。全部の競演場や演舞場を大人と一緒に踊れるお子さんばかりではありません。

踊る前や踊った後に、顔色や給水の様子を見てお子さんの健康状態に気を配るようにしましょう。

練習の休憩時間や、祭り本番中の待機時間に子供から目を離さない

ここから少しだけ、親子参加を検討している方に厳しいことを書きたいと思います。

子供によっては休憩時間にはしゃぎすぎて走り回ったり、勝手に目の届かない場所に行ってしまうこともあります。

練習にまじめに取り組まず、親から離れようとせずにほかの踊り子の邪魔になったり

「こんな踊り難しい。ようせん。暑いき、はよう帰りたい」

と大声で駄々をこねているお子さんも見かけたことがあります。(でも難しいと言いたくなる気持ちは本当によくわかります)

また、競演場や演舞場で順番を待っている待機時間に大人が思いつかないような突飛な行動を取ることもしばしば。

もちろん、踊り子として参加している自分も気にかけたり、練習ができるような声掛けをしてやる気になるように持っていこうと試みたり、危険なことをしている場合は注意することもあります。

でも、踊り子はもちろんのこと、チームのスタッフにも限りがあり、目が行き届かない部分もあります。

他の踊り子さんやスタッフの方が「かまんきね、見よっちゃおき(構わないから子供を見ててあげる)」と言って多少お目こぼししてくれたとしても、この好意に寄りかかりすぎたり、甘えてばかりではよろしくありません。親子参加を認めているチームだって、そこは託児所ではないのです。

保護者の方には、お子さんの安全の確保と行動への監督の責任がある」ということ。何かあれば、チームにも大きな迷惑がかかってしまいます。そのことを忘れないで頂ければと思います。

子連れでよさこいに出ると何かいいことある?

しかし、よさこい祭りに参加することはお子様にとっていい影響があります。

まず、練習や本番であいさつをする習慣が自然と身に付きます。

また、踊りを覚えて踊るという達成感を得られることや、集団行動をすることで精神的な成長や発達を促すこと。

普段は会うことのない幅広い年代や様々な場所に住む人にたくさん出会ったり、多くの経験を積むことでお子さんがすこやかに育つきっかけになります。

チームによっては、他の校区に住むお子さんと知り合い仲良くなることで、学校外の友達ができる場合もあります。

また、よさこいをきっかけに今まで見えてなかったお子様のいいところが見つかったり長所を伸ばせる糸口が見つかるかもしれません。

少なくとも、中学時代に初めてよさこいに出た自分は、多感な時期に学校と違う世界を垣間見たことで視野が大きく広がりました。

次世代の踊り子は、子供がよさこい祭りに参加することで育っていくのです。

まとめ

高知のよさこい祭りに親子での参加を検討している方に向けて、各発達段階ごとのメリットやデメリット、参加に適した年齢層、更にどのようなことに気を付けていけばいいかお伝えしました。

保護者の方のサポートは大変なこともありますが、もしお子様がよさこいを踊ってみたい!と言い出したら是非一緒に参加してみてください。きっと忘れられない夏になると思いますよ。

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